掛金の所得控除による節税効果と、60歳時点の資産見込みを計算します(2025年現行上限)。
iDeCo(個人型確定拠出年金)は、加入者が自ら掛金を拠出して運用し、原則60歳以降に受け取る私的年金制度です。最大のメリットは3つの税制優遇:①掛金が全額所得控除になる(所得税・住民税の節税)②運用益が非課税(通常は20.315%課税)③受取時に退職所得控除または公的年金等控除が適用される点です。
掛金の拠出限度額は加入者の属性によって異なります。会社員(企業年金なし)は月額23,000円(年27.6万円)、公務員は月額12,000円(2024年12月より変更予定)、専業主婦(夫)は月額23,000円、自営業者・フリーランスは月額68,000円が上限です。選べる投資商品は定期預金・保険(元本確保型)と投資信託(運用型)の2種類があります。
注意点として、iDeCoは原則60歳まで引き出しができない(流動性がない)点が挙げられます。また、加入から受取資格(通算加入期間)が必要で、2022年5月以降の改正により65歳まで加入継続・70歳まで受け取り開始の繰り下げが可能になりました。手数料(口座管理手数料・運営管理機関手数料)も金融機関によって差があるため、比較選択が重要です。